Scratchには、教育者向けに特別なアカウントが用意されています。
この「教育者用アカウント」は、教師や教育者が生徒たちと一緒にScratchを使ってプログラミングを学ぶために設計されています。
「教育者用アカウント」の作成方法はこちらから⇒Scratch教師用(学校用)アカウントの作成方法を解説します
Scratch教師用(学校用)アカウントの作成方法を解説します
Scratch教師用(学校用)アカウントとは、教師や教育者が生徒たちと一緒にScratchを使ってプログラミングを学ぶために設計されているアカウントです。申請できるのは教育者の大人だけですよ~Scratch 教師用アカウントとは?できることやメリット、デメリットについてはこちらを確認...
ここでは、教育者用アカウントでできることやできないこと、そしてそのメリットやデメリットについて説明します。
教育者用アカウントでできること
クラスを作成して管理できる
教育者は「クラス」を作成し、その中に生徒のアカウントを管理できます。
クラス内で生徒の進捗を確認したり、プロジェクトを共有したりすることができます。
生徒のアカウントを作成できる
教育者用アカウントでは、メールアドレスがなくても生徒のアカウントを一括で作成することができます。
これにより、小さな子どもたちが簡単にScratchを始められます。
生徒のプロジェクトやコメントを管理できる
生徒が作成したプロジェクトやコメントを監視したり、必要に応じて修正・削除したりすることができます。
これにより、安全な学習環境を維持できます。
クラス専用スタジオを作成できる
クラス専用のスタジオ(プロジェクトを集める場所)を作成し、生徒が作った作品を一緒に展示できます。
クラス内だけで作品を共有したり、クラス全体のプロジェクトをまとめて表示できます。
教育者用アカウントでできないこと
生徒のアカウントに直接ログインすることはできない
教育者は生徒のアカウントを管理できますが、生徒のアカウントに直接ログインして操作することはできません。
生徒のパスワードを確認することはできない
教育者は生徒のアカウントを作成したり、パスワードをリセットしたりできますが、生徒のパスワードを直接確認することはできません。
クラス外のScratchユーザーとのやりとりを制限することはできない
クラス内の管理はできますが、生徒がクラス外の他のScratchユーザーとやりとりすることを完全に制限する機能はありません。
機能的な事でできないこと
- すでにあるScratchアカウントを生徒用アカウントに変換する機能
- 生徒用アカウントを他の教師用アカウントやクラスに移す機能
- 生徒用アカウントを複数のクラスに所属させたり、複数の教師用アカウントと関連付ける機能
- Google ClassroomやCleverなどのクラス管理システムに接続する機能
- コメントを見たり投稿したりするなど、生徒が使える機能を制限する機能
教育者用アカウントのメリット
安全な学習環境
教育者が生徒の活動を見守れるため、より安全な環境でプログラミングを学べます。
教育者は不適切なコメントやプロジェクトを早期に発見して対処できます。
教育関係者向けリソースが豊富
Scratchには、Scratchを始めるための資源がたくさんあります。
教育関係者リソースページにて、Scratchでクラス運営を手助けするガイド、チュートリアル、その他の資源が入手できます。
また、Scratchチームと世界中の教育関係者のアイデアと資料が共有されているので授業に役立てることができます。
簡単なアカウント作成
一括で生徒のアカウントを作成できるため、手間を省いてすぐに授業を開始できます。
生徒が個別のメールアドレスを登録する必要もなく、管理が簡単です。
クラスでの協力と共有
クラス全体でプロジェクトを共有したり、協力して作品を作ることができるので、学びを深めることができます。
教育者用アカウントのデメリット
制限されたカスタマイズ
教育者用アカウントの機能は限定的で、生徒のアカウントやクラスの設定を細かくカスタマイズすることが難しい場合があります。
プライバシーの制限
生徒は自分の作品をクラス内で共有することになりますが、クラス外の人ともやりとりできるため、完全に閉じた環境ではありません。
サポートの制限
Scratchは無料で提供されていますが、教育者用アカウントに関する特別なサポートが少ないため、トラブル時に自力で解決する必要があります。
まとめ
Scratchの教育者用アカウントは、生徒にプログラミングを教えるための強力なツールです。
クラスを作成し、生徒のアカウントを管理し、プロジェクトを共有することで、安全で効果的な学習環境を提供できます。
ただし、カスタマイズや完全なプライバシー管理には限界があるため、目的に応じて適切に活用することが重要です。
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