ブロック定義とは
「ブロック定義」は、Scratchで自分だけのオリジナルブロックを作るための機能です。
このオリジナルブロックを使うと、同じコードを何度も書かなくても、1つのブロックでまとめて使えるようになります。
たとえば、繰り返し使う動作や計算などを1つのブロックにまとめることで、プログラムがスッキリするよ!
ねえ、Scratch以外のプログラミングでもブロック定義ってあるの?
うん、あるよ。プログラム中の複数の箇所で同じ処理を行う場合に、ブロック定義みたいな「共通関数」ってのがあるよ
ブロック定義のメリット
オリジナルブロックを作れる
まず、プログラムの中でよく使う動作や計算を1つのブロックにまとめたいときに、「ブロック定義」を使います。
自分で名前をつけて、オリジナルのブロックを作ることができます。
一度にたくさんの動作をまとめる
例えば、「キャラクターをジャンプさせて音を鳴らす」という動きを1つのブロックにまとめることができます。
こうすれば、そのブロックを使うだけで、キャラクターがジャンプして音を鳴らす動作を何度でも簡単に呼び出せます。
プログラムが見やすくなる
同じコードを何度も書かなくて済むので、プログラムがスッキリと見やすくなります。
プログラムの修正が必要なときも、1つのブロックだけを直せばいいので、とても便利です。
例えで説明
たとえば、朝起きてから学校に行くまでの動作を考えてみましょう。
❶ 起きる ❷ 顔を洗う ❸ 朝ごはんを食べる ❹ 歯を磨く ❺ 家を出る |
この5つの動作を、1つのブロックにまとめて「学校に行く準備」と名付けたとします。
すると、毎日「学校に行く準備」という1つのブロックを使うだけで、この5つの動作を全部やることができるようになります。
Scratchでの使い方
❶「ブロック定義」を始めるには、「ブロックを作る」ボタンをクリックします。
❷ オリジナルブロックに名前をつける
新しいブロックにわかりやすい名前をつけます。たとえば「ジャンプ」という名前にします。
❸ 動作をまとめる
ブロックの中に、キャラクターがジャンプする動きをまとめます。
❹ プログラムで使う
プログラムの中で、新しく作ったブロックを使います。
上向き矢印が押されたときに❸でつくったブロック定義「ジャンプ」を指定すると、簡単にキャラクターがジャンプする動きを呼び出すことができます。
まとめ
「ブロック定義」は、自分だけのオリジナルブロックを作って、何度でも使えるようにする機能です。
プログラムをスッキリさせて、同じ動作を繰り返し使うときにとても便利です。
Scratchをもっと上手に使いこなすために、ブロック定義を試してみましょう!
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