プログラミングで使う「論理演算子(ろんりえんざんし)」とは、プログラムが「はい」か「いいえ」で答えられる質問に答えるための道具です。
論理演算子を使うことで、プログラムが正しい判断をして、何をするべきかを決めることができます。
主な論理演算子
AND(アンド)
意味: 「~と~が両方とも本当だったら、はい(True)と言う」
例え: 「今日が日曜日 AND(かつ) 晴れていたら、公園に行こう」という感じです。
「宿題をやった AND でも部屋を掃除してない」→ どちらか一つでもやっていないと、いいえ(False)
OR(オア)
意味: 「~か~のどちらか、または両方が本当だったら、はい(True)と言う」
例え: 「雨が降る OR(または) 雪が降るなら、傘を持って行こう」という感じです。
「リンゴもバナナも食べない」→ どちらも食べないと、いいえ(False)
NOT(ノット)
意味: 「本当のことを反対にする」
例え: 「今日は雨が降らない NOT(ではない)」→ 「今日は雨が降る」というように反対にします。
「NOT 寒い」→ 寒くない
論理演算子の使い方の例
スクラッチでは気にしなくていいけど、プログラム言語によっては書き方は色々だよ
そうそう、ANDは「&&」と書いたり、ORは「||」NOTは「!」や「<>」だったり、、色々ありますな。
例1.AND(かつ)
でも、どちらか一つでも「いいえ」なら、テレビは見られないよ。
例2.OR(または)
例3.NOT(ではない)
補足
上記で説明したプログラミングで「本当か(True)」または「うそか(False)」を表す特別な値のことを真偽値(しんぎち)と表します。
プログラムにとって、世界は「True(本当)」か「False(うそ)」の2つに分けられ、次に何をするかを決めるために使います。
プログラムが正しい答えを出すためには、この「True」と「False」をうまく使うことが大切です。これを理解すると、プログラミングがもっと面白く、たくさんのことができるようになりますよ!
まとめ
論理演算子は、プログラムが「どうするべきか」を決めるのにとても重要な役割を果たします。
「AND」「OR」「NOT」という3つの演算子を使って、プログラムに「はい」か「いいえ」で答えられる質問をさせ、その答えに基づいて次の行動を決めることができます。
これを理解すると、プログラミングがもっと楽しく、賢くできるようになりますよ!
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