Scratchのプロジェクトに関するライセンスは、Scratchコミュニティで共有されるすべてのプロジェクトに適用される特別なルールです。これにより、Scratchのユーザーが自分や他の人の作品を安全に共有したりリミックスしたりできるようになっています。
Scratchで共有されたプロジェクトには、自動的に「CC BY-SA 2.0(クリエイティブ・コモンズ・バイサー 2.0)」というライセンスが適用されます。2.0はバージョンで現在は特に記載がない限り、内容はCC BY-SA 4.0のライセンス利用ができます。
Scratch Wikiの「Scratchプロジェクトのライセンス」も一度読んでみてね。
1. クリエイティブ・コモンズ(CC)ライセンスとは?
クリエイティブ・コモンズライセンスは、著作物を他の人と共有するためのルールです。
このライセンスを使うと、誰でもその作品を使ったり、リミックスしたりすることができますが、いくつかの条件があります。
2. BY-SA(バイサー)って何?
BY と SA は、クリエイティブ・コモンズライセンスの中の特別なルールを意味します。
つまり、あなたがリミックスした作品も、同じCC BY-SA 2.0ライセンスで共有しなければならないということです。
3. Scratchプロジェクトでできること
リミックスする
他の人が作ったプロジェクトを自由にリミックスできます。自分のアイデアを加えて、新しい作品を作ることができます。
共有する
リミックスした作品や自分の作品を、Scratchのコミュニティに公開して、他の人と共有できます。
クレジットを表示する
他の人のプロジェクトを使ったときは、必ず元の作者の名前を表示するようにします。
4. Scratchプロジェクトで気をつけること
他の人の作品を尊重する
他の人が作った作品をリミックスするときは、その作品の作者に感謝の気持ちを持ちましょう。クレジットを残すことも大切です。
無断でコピーしない
他の人のプロジェクトをそのままコピーして、自分の作品として公開することは避けましょう。リミックスでは、何か新しい要素を加えることが重要です。
アクセスを禁止しない
このライセンスのもとでは、作者は、リミックス、ダウンロード、その他作品へのアクセスを禁止することはできません。
Scratchにプロジェクトをアップロードした時点で、これに同意したものとみなされます。
まとめ
Scratchで共有されるプロジェクトは、CC BY-SA 2.0というライセンスで守られています。
このライセンスにより、誰でも他の人の作品をリミックスしたり共有したりできますが、必ず元の作者のクレジットを表示し、同じライセンスで作品を公開することが求められます。
これにより、Scratchコミュニティでは、みんなが安心して作品を共有し、互いに学び合うことができます。
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